error_reporting() 関数は、 error_reporting ディレクティブを 実行時に設定します。PHP には多くのエラーレベルがあり、 この関数によりスクリプトの持続時間(実行時間)のレベルが設定されます。
新しい error_reporting レベル。ビットマスクまたは名前つき定数のどちらかです。将来の バージョンとの互換性を保証するために、名前つき定数の使用が 強く推奨されています。エラーレベルが追加されると、整数の幅は増加します。 そのため、以前の整数を使用するエラーレベルは常に期待通りに動作するとは 限りません。
利用可能なエラーレベル定数の一覧を以下に示します。 これらのエラーの実際の意味は、 定義済みの定数に 記述されています。
表 1. error_reporting() レベル定数とビット値
値 | 定数 |
---|---|
1 | E_ERROR |
2 | E_WARNING |
4 | E_PARSE |
8 | E_NOTICE |
16 | E_CORE_ERROR |
32 | E_CORE_WARNING |
64 | E_COMPILE_ERROR |
128 | E_COMPILE_WARNING |
256 | E_USER_ERROR |
512 | E_USER_WARNING |
1024 | E_USER_NOTICE |
2047 | E_ALL |
2048 | E_STRICT |
4096 | E_RECOVERABLE_ERROR |
警告 |
PHP > 5.0.0 では、値 2048 を有する E_STRICT が利用可能です。E_ALL には、エラーレベル E_STRICT は含まれません (しかし PHP 6 では含まれます)。 ほとんどの E_STRICT レベルのエラーはスクリプトの コンパイル時に発生します。そのため、 error_reporting で E_STRICT を含むように設定されている環境では これらのエラーを検出できません。 |