mysql_unbuffered_query() は SQL クエリ query を MySQL に送信します。その際、 mysql_query() が行っているような自動バッファリングを 行いません。一方、この挙動により SQL クエリが消費するメモリの量を おさえられます。また、最初の 1 行目が取得されたらすぐに処理を はじめることができます。SQL の処理が完全に終わるまで待つ必要がありません。 複数の DB 接続を利用する場合には、オプションのパラメータ link_identifier を指定する必要があります。
SQL クエリ。
MySQL 接続。 指定されない場合、mysql_connect() により直近にオープンされたリンクが 指定されたと仮定されます。そのようなリンクがない場合、引数を指定せずに mysql_connect() がコールした時と同様にリンクを確立します。 リンクが見付からない、または、確立できない場合、 E_WARNING レベルの警告が生成されます。
SELECT, SHOW, DESCRIBE あるいは EXPLAIN では、 mysql_unbuffered_query() は 成功した場合に resource 、エラー時に FALSE を返します。
UPDATE, DELETE, DROP, などその他の SQL 文では、 mysql_unbuffered_query() は 成功した場合に TRUE 、エラー時に FALSE を返します。
注意: mysql_unbuffered_query() の利点には、以下のような 代償があります: mysql_unbuffered_query() から返される結果セットには mysql_num_rows() や mysql_data_seek() が使用できません。また、結果の行をすべてフェッチするまで、MySQL に 新しいクエリを送信することができません。