CLXII. 変数操作関数(Variable Handling)

導入

変数の動作に関する情報については、このマニュアルの 言語リファレンスセクションにある 変数のエントリを参照下さ い。

要件

外部ライブラリを必要としません。

インストール手順

PHP コアに含まれるため、 追加のインストール無しで使用できます。

実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

表 1. 変数設定オプション

名前デフォルト変更の可否変更履歴
unserialize_callback_funcNULLPHP_INI_ALLPHP 4.2.0 から利用可能
PHP_INI_* 定数の詳細および定義については 付録G を参照してください。

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

unserialize_callback_func string

アンシリアライザがインスタンスを作成する必要がある未定義のクラス を見付けた場合に(未定義のクラス名をパラメータとして) unserialize()コールバック関数がコールされます。 指定した関数が定義されていない場合やその関数が足りないクラスを読 み込み/実装しない場合に警告が発生します。 コールバック関数のようなものが本当に必要な場合は、このエントリを 設定してください。

unserialize()も参照してください。

リソース型

リソース型は定義されていません。

定義済み定数

定数は定義されていません。

目次
debug_zval_dump -- 内部的な Zend の値を表す文字列をダンプする
doubleval -- floatval() のエイリアス
empty -- 変数が空であるかどうかを検査する
floatval -- 変数の float 値を取得する
get_defined_vars --  全ての定義済の変数を配列で返す
get_resource_type -- リソース型を返す
gettype -- 変数の型を取得する
import_request_variables --  GET/POST/Cookie 変数をグローバルスコープにインポートする
intval -- 変数の整数としての値を取得する
is_array -- 変数が配列かどうかを検査する
is_bool --  変数が boolean であるかを調べる
is_callable --  引数が、関数としてコール可能な構造であるかどうかを調べる
is_double -- is_float() のエイリアス
is_float -- 変数が float 型かどうか調べる
is_int --  変数が整数かどうかを検査する
is_integer -- is_int() のエイリアス
is_long -- is_int() のエイリアス
is_null --  変数が NULL かどうか調べる
is_numeric --  変数が数字または数値文字列であるかを調べる
is_object -- 変数がオブジェクトかどうかを検査する
is_real -- is_float() のエイリアス
is_resource --  変数がリソースかどうかを調べる
is_scalar --  変数がスカラかどうかを調べる
is_string -- 変数が文字列かどうかを調べる
isset -- 変数がセットされているかどうかを検査する
print_r --  指定した変数に関する情報を解りやすく出力する
serialize --  値の保存可能な表現を生成する
settype -- 変数の型をセットする
strval -- 変数の文字列としての値を得ます
unserialize -- 保存用表現から PHP の値を生成する
unset -- 指定した変数の割当を解除する
var_dump --  変数に関する情報をダンプする
var_export --  変数の文字列表現を出力または返す